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遺体泥棒に罰を!
1800年頃のイギリスでは、
日の浅い死体を
墓から掘り起こし
解剖学者に高値で売る
という死体泥棒が
暗躍していました。
当時、死体は誰の
財産でもないとして
法的な犯罪にはあたら
なっかったようです。
教会や遺族が遺体を
守る対策として、多くは
遺体の首や手足に
鉄の輪を付け棺に固定する
方法がとられていました。
しかし、なかには巨大な
ネズミ捕獲機のような
過激なワナをしかけ
泥棒を攻撃する方法も
あったようです。
1823年、少女の埋葬に
実際にとられた方法は、
棺に火薬を仕込み
蓋が空くとワイヤが連動し
大爆発を起こすという
ものですが、その後に
爆発が起こったという
記録はありません。
また1817年
セントマーティン
インザフィールズの
墓地では、仕掛けられた
特殊な銃に泥棒が撃たれ
穴の開いた帽子を
落としていきました。
他には
遺体に硫酸をかけ
解剖に使用できないように
してから埋葬するもの、
そもそも遺体をこっそり
家の庭に埋める、
ということも
行われていたようです。
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