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​小林  一茶

1763~1828

こばやし  いっさ 俳諧人

享年65

盥(たらい)から

盥へうつる

​ちんぷんかん

生まれたときは桶に浸かり

死ぬるときも桶に入れられる

 

この軽妙な

死生観の句は小林一茶の

辞世の句といわれています。


 

松尾芭蕉与謝蕪村と並ぶ

江戸時代を代表する

俳諧師の一人。

 

現代でいうオノマトペ、

擬音語や擬態語などを

軽妙に使用し

「一茶調」と呼ばれる独自の

俳風を確立しました。

  やせ蛙

  負けるな一茶

  是にあり

  雀の子

  そこのけそこのけ

  お馬が通る

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