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十返舎一九
1765~1831
じっぺんしゃいっく 戯作者
享年66
「東海道中膝栗毛」で
人気戯作者となった彼は
大酒のみで、そのため
体を悪くしたといわれます。
辞世と逸話
「此世をばどりや
おいとまに
線香とともに
ついには 灰左様なら」
のんき者の彼は
自分の棺桶に花火をしかけ、
斎場で皆を驚かせた
という逸話があります。
※現在この逸話は
創作であるという
説が濃厚です。
「棺桶から花火」は
中国の禅話などにも
見られます。