top of page

高群 逸枝

​1894~1964

​たかむれ いつえ 民俗学者

享年70

「女性史学」を創設、

昭和初期において

女性権利の礎を築いた一人。

3歳年下の夫である憲三は

炊事洗濯から

その生活のすべてを

受け持ち、

彼女の活動を支えた

元祖「主夫」ともいえる

存在です。

 

死因はガン性腹膜炎

 

吐血した最期の日、夫婦の会話

 

憲三

「私はあなたによって

 救われてここまで来ました

 無にひとしい私を

 よく愛してくれました

 感謝します」 

 

逸枝

「われわれはほんとうに

 しあわせでしたね」 

 

憲三

「われわれはほんとうに

 しあわせでした」

bottom of page