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荘子

紀元前369年頃 ~紀元前286年頃

​そうし 中国 思想家

享年83?

 

天は私に

肉体を与えて この世に生み

人生を与えて 苦労させ

老いを与えて 安らがせ

​死を与えて 休ませる

道家の大家である老子と

荘子を合わせた

「老荘思想」は特に

アジア圏の人々の心の奥に

現在にいたるまで

深く根付いています。

蝶としてひらひらと

飛んでいる夢を見て

目を覚ましたとき、

はたして自分は

蝶になった夢をみていたのか

それとも今の自分は

蝶が見ている夢なのか?

という説話「胡蝶の夢」

も知られています。

荘子にとって、

「良くないもの」は

存在のなかにありません。

死とは

存在のひとつの形を

別の形に変えることに

すぎない、

と説いています。

死と生は決して

途絶えることのない

変質である

この二つは

始まったものが

終わる事ではない

我々がひとたび

この原則を理解すれば

生と死を平等に

扱うことができる

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