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ツォツィル族
メキシコ南部に分住する、
マヤ語系先住民の
ツォツィル族では
人間は皆、
魂を2つ持っていると
考えられています。
1つは個人としての魂で
死後、
地球の中央部にある
カティバクという
死者の国へ逝きます。
死者の国では
魂がだんだんと若返り
そこに生前に生きた年数と
同じだけ留まります。
最終的に赤ん坊まで
若返った魂は、
今度は前とは違う性別で
人間界に生まれ変わります。
もう1つの魂は野生動物
(ジャガーやコヨーテ等)
と共有する魂です。
その魂を共有する人間と
動物は、決して同じ場所で
生活をするわけでは
ありませんが、
運命共同体として
同じ出来事を経験すると
考えられています。
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