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良寛

1758~1831

​りょうかん 僧侶・歌人

​享年73

禅宗の僧侶、歌人

名家に生まれますが

18歳で出家し

修行、放浪の後

48歳で新潟へ帰郷、

その後は

地域の子供らと遊び

歌を詠みました。

名を残すことなどの

功名心とは無縁の

彼の歌は、

彼を敬愛した人々によって

後世に残されました。

 

霞(かすみ)立つ

ながき春日を子供らと

手毬(てまり)つきつつ

この日くらしつ

 

あは雪の

中に立ちたる

三千大千世界(みちおほち)

またその中に

沫雪(あわゆき)ぞ降る

 

また、

震災に襲われたときは

知人の見舞状に返信し

「災難にあうときは

 災難にあうのがよく、

 死ぬときには死ぬがよい」

と記しています。

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