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魂の行方 ~界層説~
フレデリック・W・ヘンリー・マイヤース
イギリス 1843~1901 享年58
初期の深層心理研究の
開拓者で、魂の存在を
確信するにいたった彼は
イギリスで神霊現象研究会
(SPR)を創設。
いわゆる「オカルト」に対し
あくまで懐疑主義的な
アプローチで研究し、
メンバーであった
カール・ユングや
コナン・ドイルなどにも
大きな影響を与えました。
彼は研究の結果、霊界は
7つの界層にわけられ、
人は死後、7つの界層を
進化にあわせて
上昇していくとしました。
第1界「地上の世界」
この物質界
第2界「冥府」
地上の記憶を点検する、
いわば現世と霊界の中間境
第3界「精霊界」
地上での欲望が
すべて満たされる場所
地上世界の思い出と
反省のためにある
第4界「色彩界」
真の意味での霊界は
ここから始まる
霊魂は地上での姿に似た
形態ながらも、
はるかに精妙な体である
第5界「火焔界」
霊魂は飛躍的な革命を遂げ、
それまでの形態を
すべて捨て去り、
地上と全く異なる時間や
リズムのなかで
一種の流動状態の存在となり
銀河系の巨星に転生する
第6界「光明界」
人としての個性を超越し、
不滅の存在に参入する
第7界「彼岸」
宇宙と一体化する
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