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石川 達三
1905~1985
いしかわ たつぞう 小説家
享年80
30歳で小説
「蒼氓(そうぼう)」を
発表し第1回芥川賞を受賞
晩年
「私の死はもう眼の前に
迫っているが、私は
死について何も
考えていない。
考えることの興味がない。
多くの人が死について
いろいろ考えているが、
すべて無駄だと
私は思っている」
最晩年
「私は死期が迫っていて、
今晩死んでも当たり前
だと思っている。
何の感慨もない。
夢の如しと人は言うが
私は永かったと思う。
決して夢ではなかった」