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マッスル北村

1960~2000

まっするきたむら ボディービルダー

享年40

 

温和な性格と

常軌を逸した努力で

ボディービル界のみならず

一般からも根強いファンを持つ

彼の死因は「餓死」

高校時代に

競輪選手を目指すも

プロとの実力差に挫折、

次にボクサーを目指しますが

「相手を殴ることが

 できなくて、

 殴られた数を数えて

 同じ数しか殴れなかった」

ためにこれも挫折します。

その後、

猛勉で東京大学に入学

そこで

ボディービルに出会います。

 

2日で15㎏太り、

続く2日で14㎏落とす

というような

過酷なトレーニングで

多くの実績をあげます。

最期は

徹底した低脂肪率から

低血糖をおこし

死ぬ間際、

妹が苦しむ彼に

アメ玉を差し出しますが

数日後の大会に

出るつもりだった彼は

「そんなわずかなカロリー

 すら摂取したくないんだ」

と断り

心臓が止まってしまいました。

生前の口癖

「ぼくには時間がない」

 

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