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享年50
弟子の不仲を仲介する為に
大坂を訪れていましたが
体調を崩し
御堂筋にあった貸座敷で
大勢の弟子に見守られ
亡くなりました。
赤痢であったと
いわれています。
「旅で過ごし、自分は土の上で
死ぬものと覚悟していたのに
大勢に付き添われて死ぬとは
冥賀につきる」
と涙しました。
弟子から、恐る恐る
辞世を乞われ
「昨日の句が今日の辞世
今日の句が明日の辞世」
と答えたとのことです。
辞世
旅に病んで
夢は枯野をかけ廻る
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