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松尾 芭蕉

1644~1694

まつお ばしょう 俳人

享年50

弟子の不仲を仲介する為に

大坂を訪れていましたが

体調を崩し

御堂筋にあった貸座敷で

大勢の弟子に見守られ

亡くなりました。

 

赤痢であったと

いわれています。

 

「旅で過ごし、自分は土の上で

 死ぬものと覚悟していたのに

 大勢に付き添われて死ぬとは

 冥賀につきる」

 

と涙しました。

 

弟子から、恐る恐る

辞世を乞われ

「昨日の句が今日の辞世

 今日の句が明日の辞世」

 

と答えたとのことです。

 

辞世

 

旅に病んで

夢は枯野をかけ廻る​

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