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​Top 往生際カタログ ➢ 細川ガラシャ

細川 ガラシャ

1563~1600

​ほそかわがらしゃ 明智光秀三女

享年36

 

関ケ原の役において

敵方である石田三成からの

人質要求をはねのけ、

自害を選びます。

 

(以下日本西教史)

 

護衛兵が夫人の室に近づくや、

夫人は神色自若として

キリスト及びマリアの名号を

唱え、衣襟をひらき、

首をのべて斬手にまかせた。

 

護衛の長臣は、

敬礼ののち刀を抜いて介錯し

絹の褥(しとね)をもって

その亡骸を覆い、

その上に火薬をまき散らし、

この室で自殺するのは

憚り(はばかり)があるとして

別室に退き割腹し、

その一人は残って火を放った。

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