臨死報告10の共通点
自身が
臨死体験の経験者で、
臨死体験の研究を行っている
フィリス・アトウォーターと
ケビン・ウィリアムズは、
これまでに集めた臨死体験の
プロファイリングを元に、
臨死体験者の多くが
経験するという
共通した10の要素を
まとめました。
1圧倒的な愛に包まれる
感覚
臨死体験者の69%が
圧倒的な愛の存在に
包まれる感じがすると
言っています。
この感覚は
そこで出会った存在から
かもし出されていて、
それは神のような敬虔な
姿だったり、光のように
実態のない存在だったり、
とっくに亡くなっている
親戚の姿だったりする
といいます。
2死後の世界の人々との
意識交信
65%の臨死体験者が
死後の世界で会った人たちや
存在とのコミュニケートは、
テレパシーで行ったと
語っています。
つまり、コミュニケートは
言葉ではなく意識のレベルで
起こるといいます。
3人生を振り返る
62%の体験者が
自分の人生を始めから
終わりまで、
いわゆる走馬燈を見たと
報告しています。
現在から過去へ
さかのぼって見た
という報告もあります。
まるで映画のフィルムを
見ているようだといい、
自分の人生の詳細を
客観的に目撃している
ような気がした
ということです。
4神を見る
体験者の56%が
出会った存在は神、
もしくは
神聖な存在だったと
報告しています。
この体験者のなかの75%は
自分のことを
とくに信仰はもっていないと
主張しています。
5とてつもない恍惚感
圧倒的な愛に包まれる感覚と
同じようなことですが
外からの愛に対して、
この体験は自分の体の中から
感じるものだといいます。
死後の世界にいると、
とてつもない喜びを感じ、
肉体からも地上の
いざこざからも解放され、
陶酔できるといいます。
これは56%の人が
体験しています。
6無限の知識
46%の臨死体験者が
自分が無限の知識の存在の
中にいると感じ、
その知識全部かまたは一部を
授けられることもあると
いいます。
まるで知恵と秘密の世界が
共有できたかのような
感覚だとのことです。
残念ながら、
目覚めてしまうと
その知識を持ち続けることは
できないらしいですが、
そんなとてつもない知識が
存在したという記憶だけは
残ります。
7死後の世界の階層
臨死体験者の46%は、
死後の世界は複数ある
といいます。
死後の世界を進んでいくと
さまざまな違う階層が
あることに
気づくのだということです。
非情な苦しみの世界である
地獄と思われる場所を
体験した者もいます。
8時期尚早だと言われる
臨死体験者の約半分は
死後の世界とは
そこに留まるか地上の
生の世界に戻るかの
決定がなされる境界線の
ようなものだといいます。
決定はそこに存在するものに
よってなされ
やるべきことがまだ
残っていると、
地上へ戻れと言われます。
一方で、そう言われても
選択の余地を与えられると
戻るのをためらう場合も
あるといいます。
9未来を示す
44%の臨死体験者が
未来に起こる出来事を
告げられるといいます。
それが世界の未来であったり
その人の生死に関わる
特別な出来事になる可能性も
あります。
そのような情報は
地上に戻るか戻らないかを
決める助けになるかも
しれません。
10トンネル
光のトンネルは臨死体験の
トレードマークで、
42%の体験者が
報告しています。
ほかにも体外遊離感覚、
光のシャワーの方向に
向かって突進するとか、
廊下や階段をぐんぐん急速に
進んでいく、
といったものもあります。