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遺 骨 事 情
時代は「溶葬」?
2021年末に亡くなった、
アパルトヘイト反対運動で
ノーベル平和賞を受賞した
南アフリカの聖公会司祭、
デズモンド・ムピロ・ツツ氏が
自身の遺体処理に
「アクアメーション」という
新しい方法を希望していたことが
先日、明らかになりました。
それは、
棺に収めた遺体を火ではなく
アルカリ加水分解によって
溶かし、骨だけを残す
という方法です。
今までは、主に
実験動物の処理に
使用されていましたが
近年、環境に優しい
火葬に代わる新たな方法
として注目されています。
現在、アメリカで
サービスの開始が
計画されていますが、
一部のカトリック教会から
「人間の遺体を処理する
方法としては敬意に欠ける」
と反対の声もあるようです。
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