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王女のミイラは現代人?
2000年10月、
パキスタンでミイラを
違法に売ろうとした複数人の
グループが摘発されました。
没収されたミイラは
同国博物館で調査され、
胸のプレートに刻まれた
文字を解読したところ、
アケメネス朝の王
クセルクセス1世の娘、
紀元前600年頃に亡くなった
ロードゥグーネ(Rhodugune)
と判明しました。
しかし、調査を進めると、
ミイラの死亡年代がなんと
1996年頃と推定されたのです。
女性の年齢は21〜25歳、
鈍器による
頸部への打撃で死亡。
死後に歯がすべて抜かれ、
全身の骨も砕かれて、
ミイラに偽装されたと
結論されています。
この女性の身元は現在まで
不明のまま、遺体は2008年に
正式に埋葬されました。
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