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現代のフランケン?
カートリッジ人間
医学進歩の歴史は、同時に
命・生死を司るという
倫理観への挑戦の歴史に
なっています。
2020年、いわゆる
「マッドサイエンス」
に当たるのではと
危険視の声があがるものが
開発されました。
カートリッジ人間
近年、脳を含む様々な
臓器が試験管内部で
培養されています。
アメリカの
とある企業の研究者は
これら人工的な臓器
(オルガノイド)を
カートリッジ化して
組み合わせることで、
疑似的な人体を
錬成することに
成功しました。
この統合的な疑似人体は
肺によって酸素を取り込み
心臓を脈拍させ、すい臓で
インスリンを分泌し、
精巣や卵巣まで供え、
脳では神経活動が
観測されています。
培養された人工脳(脳オルガノイド)
特に危険視の声があがる
脳のオルガノイドは
既に大脳・中脳・小脳
を備え、
妊娠中の胎児と似た
脳波を放出するまでに
至っています。
現在、
脳オルガノイドの成長は
10カ月で自動的に
停止してしまうという
原因不明の奇妙な性質が
あるものの、
限りなく本物に近い
脳オルガノイドは、いつか
意識を持つに至るのでは
と危惧されています。
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