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エスキモー
極寒の地に住み、
最近の遺伝子研究により
日本人と共通の祖先を持つ
ことが判明したイヌイット族
を最大民族とする
エスキモーの他界観では、
自分の家の床下があの世への
出発点になっています。
下へ下へとおりて行くと
一面に水草が生える滑りやすい
巨大な岩山がありますが、
精霊が手助けをしてくれて
山越えします。
さらにおりて行くと
あの世の国の入り口があり、
そこで別の精霊が死者へ
木の実を差し出します。
その実を口にすると
あの世に入り、
人間界にはもう帰りません。
先祖が暮らすあの世は
衣食住のすべて揃った
穏やかな気候だといわれます。
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